Dサブ用バックシェル(ダイカスト製)

DサブコネクタはPC用にはそろそろ消えそうだが、産業機器ではまだまだ健在である。
そこで使われるDサブは特殊な能力を備えていなくてはならない。そのような存在だからこの時代の荒海でも生き残っている。

産業機器にも使われる例えばアジレント社の計測装置とか、ロボット制御装置や通信装置などに使われるDサブコネクタは、パソコンに使われるような数十円の価格製品と一線を画したものです。それは、形は似てても非なるものです。このようなものだから数多のコネクタメーカーではなく、TE社とか、ハーティングとか、ERNI社とかそれぞれ超一流の設計開発をしているブランドだけが供給している。

筐体の出入り口に位置するデータ伝送を担うコネクターには特別のプロテクションを施すことが必須となっています。このプロテクションとは物理的な衝撃の対処はもちろんだが、高速にデータ伝送すると必ず高周波として外に飛び出したり、外からの電磁的なノイズの影響を受けたりすることによって正しく伝送されない現象が起きます。これがRFIとか、EMIといわれる電磁妨害と略されるものです。装置は金属製の筐体内に回路が内蔵されているから安心です。しかし、外部装置とつながる為のインタフェースコネクタの設置される穴(ポート)は唯一無防備な部分となる。

そこで、画像のようなガッチリとしたバックシェルを備えたプラグケーブルを挿すことにより、完全なシールドが完成し無防備が塞がれます。
材料は亜鉛ダイキャスト(ダイカスト、鋳物)、ケーブルの出入り口も密閉されます。